みなさんこんにちは!
あしたのドラフトでカープが“指名しそうな選手”を考察する今回の企画
前の記事ではカープの現状から見えてくる補強ポイント、そして指名傾向を見てきました
この投稿では実際に指名されそうな選手を紹介します
まだ前編を読まれていない方はぜひそちらからお読みください。
補強ポイントは
まず、チームの現状を踏まえ以下の5つを補強ポイントとしました。
- 即戦力投手 特に先発
- 左投手は高卒、大社それぞれ1枚ずつは欲しい
- 右打ちの二遊間 菊池選手上本選手の年齢も踏まえより即戦力に近い選手
- 固定できていない一塁手(外国人で補う手もあるが・・・)
- 長打力のある選手
おそらくこれはおおよそ皆さんと大差ないかと思います。
指名予想
ではいよいよ指名予想に参ります。
1位 常廣羽也斗 投手 青山学院大 右右 180センチ73キロ
外れ 西館昂汰 投手 専修大 右右 188センチ92キロ
2位 石原勇輝 投手 明治大 右右 180センチ85キロ
3位 廣瀬隆太 内野手 慶応大 右右 182センチ91キロ
4位 杉山遙希 投手 横浜高校 左左 181センチ80キロ
5位 相羽寛太 内野手 ヤマハ 右右 178センチ76キロ
6位 赤塚建利 投手 中京学院大 右右 195センチ112キロ
カープは以上の6人を支配下指名すると予想しました。内訳は投手(右2左2)内野手2です。
年代別では高卒1大卒4社会人1となりました。
まず1位は公言している常廣投手、競合して外した場合は体の強さ、ボールの強さを加味して専修大の西館投手を指名すると予想しました。
2位は独自高評価枠。ことしはその枠を明治大のサウスポー石原投手に使いました。ことしに入って各球団の評価を大きく上げている石原投手ですが、カープの2位(全体の21番目)と考えるとやや高値づかみと感じられるかもしれません。しかし苑田さんのこれまでのコメントを見てもなかなかに熱が入っています。補強ポイントのサウスポー、そして広島の広陵高校出身と指名する要素がそろっていると思い、他球団に指名される前に2位で確保しました。
残っている中で最も評価している選手を指名する3位では慶応大の廣瀬選手を指名しました。ことしは大学生投手にいい選手がそろい、上位を投手で固めてくるチームも多いとの予想から廣瀬選手はこの位置まで残っていると考えました。足りない長打力、固定できない一塁手と条件もそろっています。かなりブラフっぽいようにもとれますがこの秋のリーグ戦で苑田さんが「大きく評価を見直すべき」とも発言しています。この枠を投手でいく場合は何かと縁のある九州共立大の木村仁投手でしょうか。
4位はポテンシャル高校生枠。杉山投手はキレのいい140キロ台中盤の速球を投げ込むサウスポーで、バランスがよく将来左のエースを目指せる逸材だと思います。20代以下のサウスポーが現状支配下にはおらず、このあたりの位置で必ず1人は高卒のサウスポーを獲得すると見ています。ほかには神村学園の黒木陽琉投手や京都国際高校の杉原望来投手などが候補ではないでしょうか。仮に右投手なら聖カタリナ高校の河内康介投手か。
ここからは一芸枠です。5位で指名した相羽選手はとにかく守備がことしの二遊間の候補の中でも群を抜いてうまい選手です。仙台大の辻本倫太郎選手もうまいですが、個人的にはそれ以上だとみています。カープファンからは津田啓史選手を推す声も多いですが、津田選手はどちらかというと万能型で飛び抜けた特徴のない選手なので、カープの好みに合うのは相羽選手の方であると考えました。
6位は中京学院大の中塚投手です。粗さはありますが外国人選手並みの上背から投げ下ろすボールは迫力があり、落ちるボールもあるので大化けする可能性を秘めています。この位置まで残っていないのでは?というご指摘はごもっともです。
以上が私のカープの指名選手予想になります。もちろんドラフトは他球団との絡みで流れが大きく変わるのでこの通りに行く可能性はほぼありませんが、投手野手の割合、各順位における指名選手の傾向だけでも当たるとうれしいです。
最後に、参考までに私の各球団の1位予想も書いておきます。(※10月23日午後10時執筆)
中日 上田希由翔 内野手 明治大
日ハム 常廣羽也斗 投手 青山学院大
ヤクルト 武内夏揮 投手 国学院大
西武 武内夏揮 投手 国学院大 ●公言
読売 細野晴希 投手 東洋大
楽天 西館勇陽 投手 中央大
横浜 武内夏揮 投手 国学院大
福岡 武内夏揮 投手 国学院大 ○新聞報道
広島 常廣羽也斗 投手 青山学院大 ●公言
千葉 細野晴希 投手 東洋大
阪神 上田大河 投手 大阪商業大
大阪 前田悠伍 投手 大阪桐蔭